美容外科で働く看護師に求められるスキル

華やかなイメージのある美容外科ですが、そこで働く看護師の仕事内容は少し特殊と言えます。

一般的なクリニックとは違い、美容外科では看護師が美顔器や脱毛器などを操作して施術することが多いからです。

そこで看護師は美容機器を操作できるようになるため、セミナーや講習などへ定期的に参加することが求められるでしょう。

積極的に新しい美容機器を導入するようなクリニックでは、看護師はその度に美容機器の使い方を覚えなければなりません。

また、美容機器は種類も多いので、さまざまな美容機器に対する操作方法を覚える必要があります。

一般的なクリニックでは扱わないような機器の操作が業務の中心になるので、美容外科で働く看護師の業務は特殊だと言えるのです。

加えて美容外科で働く看護師は、整形手術の介助を行うこともあります。

手術をするのはもちろん美容整形外科の医師ですが、手術の準備をしたり、必要な器具を手術中に手渡したりする必要があるのです。

大規模な美容外科では、ほぼ毎日整形手術を行うクリニックも珍しくありません。

大掛かりな整形手術だと長丁場になることもあることから、それに付き添う看護師にも体力が要求されるのが実情です。

美容外科で働く看護師の業務内容は、一般的なクリニックとは異なる特殊さが目立ちます。

一般的なクリニックでは求められないような体力や機器を扱うスキルが求められるのが、美容外科における業務の特異性と言えるでしょう。